血管のゴースト化で薄毛や老け顔、がんのリスクも高くなるそうです。この血管のゴースト化は寒さでも起こるので寒い季節も要注意。モーニンショーではこのゴースト化した血管を改善する体操や睡眠法を紹介していました。
加齢と寒さで血管がゴースト化
血管には体の隅々に酸素や栄養を届けて老廃物を回収する働きがあります。
毛細血管は全身の99%を占めていて、細さは髪の毛の10分の1。
20代の健康な毛細血管の量を100とすると60代の毛細血管の量は70でおよそ3割がゴースト化してしまうということでした。
つまり加齢によって血管がゴースト化するということです。
さらに加齢だけではなく、寒さによっても血管がゴースト化するそうです。
ゴースト血管が招く症状
血管がゴースト化することで招く症状は次のとおりでした。
- 薄毛
- アルツハイマー病
- 老け顔
- 高血圧
- 冷え性
- 骨粗しょう症
- むくみ
- がん
- 感染症
かかとの上げ下げ ゴースト血管を蘇らせる体操
番組では、一度ゴースト化してしまった血管を蘇らせる簡単な体操を紹介していました。
その方法はかかとの上げ下げでした。やり方は次のとおりでした。
- 椅子につかまり足をそろえて立ちます。足腰が上部な方は椅子につかまらなくてもOK。
- 両足のかかとをゆっくりとあげます。つま先立ちの状態で5秒間キープします。
- ゆっくりとかかとを下ろして5秒間キープします。
- 20回を1セットとして繰り返します。ながら運動で
ふくらはぎの筋肉は骨格筋でできていてものすごい密度で毛細血管が張り巡らされているのでそこを刺激することで血液の流れを促す事ができるとのことの。
その場ランジ
次に紹介されていたゴースト血管を蘇らせる体操はその場ランジというエクササイズでした。やり方は次のとおりでした。
- 片手でいすにつかまり、または腰に手を当てて足を前後に開きます。
- 後ろの足の膝が床につくまで腰をゆっくりと落とします。
- ゆっくりと腰を上げてもとの体勢に戻ります。
- 左右各10回ずつ繰り返します。1日セット行います。
血管を緩める入浴
次にゴースト血管を復活させる入浴法についてです。
おすすめな入浴法は40度のお湯に10分から15分浸かることだそうです。炭酸入浴剤などを入れると効果がアップするとのこと。
ゴースト血管を蘇らせる睡眠法
ゴースト血管を復活させるためには寝ている間に血管が緩んだ状態をキープすることが大切とのこと。
そこで、寝る前に腹式呼吸をすると血管を緩んだ状態にすることができるということでした。
- 5秒かけて鼻から息を吸います。
- 5秒以上かけて口から息を吐きます。
- 寝る前に5回ほど行います。