ハンバーグや餃子などに使われているひき肉ですが実はこのひき肉の8割にはなんとウデという部位が使われているそうです。さらにこのひき肉は他の部位(もも、ヒレ、ロース)と比べると旨味成分がたっぷり含まれていて美味なんだそうです。ガッテンではひき肉の欠点であるパサパサ感解消する裏技を紹介していました。
ひき肉の8割はウデという部位で作られていた
ひき肉はどんな肉で作られているかご存知でしょうか。豚肉を例にすると、主なお肉の部位といえば、バラ、もも、ロースなどがあります。
ひき肉で使われているお肉はもちろんこれらの部位も含まれていますが、最も多く含まれている部位というのがウデという部分です。
ウデという部位はあまり聞いたことがないのもそのはずで、ウデ肉という商標では絶対に売られていないためとのこと。
ウデ肉はロースよりも旨味がある
ある畜産科のある高校では、豚肉の部位の食べ比べ調査を行いました。
バラとウデ、ももとロースといった部位をひき肉にしてたくさんの人に試食してもらいました。
その結果、一番投票を得たのはウデでした。
この結果は一目瞭然でウデという部位には他の部位に比べてグルタミン酸の量がたくさん含まれています。
ウデの部分は体重が一番かかる場所で、よく痛むので修理が必要になります。そのため遊離アミノ酸というのが多く含まれていて旨味が強くなっているとのこと。
ひき肉はどうやって作られているのか
あるスーパーでは、もも肉、ヒレ肉、ロースなどの余った部分をひき肉の材料として使っていました。
さらに、これらはひき肉全体としての割合は2割程度で8割はウデ肉を使っていました。
ウデ肉がひき肉に使われる理由
ウデ肉が店頭に普通に並ばない理由は、その扱いにくさにあります。
確かに旨味があり、値段も安いのですが硬さがあり、これを普通に出されても噛み切れないほどだということでした。
なのでひき肉にして提供されているわけです。
つまり、ひき肉は旨味ナンバーワン、やすさナンバーワン、柔らかさナンバーワンの肉ということになります。
デメリットはパサパサしているということくらいです。
ひき肉を美味しくする裏技
先程、ひき肉のデメリットはパサパサになりやすいところと書きましたが、これを何とかする裏技があるとのこと。
その方法はカンタンで次のように下処理をするだけで良いとのこと。
100gのひき肉に対して砂糖と塩を各1gづつを水に溶かしたものを加えて混ぜ合わせて10分放置するというものでした。
このように下処理をすることでパサパサ感が解消できるということでした。
詳しいレシピなどはこちらにまとめました。参考にしてみてください。
