年齢が若くても物忘れやど忘れがひどい状態ににってしまう原因があるそうです。その原因が脳過労です。主治医が見つかる診療所では脳の名医が脳過労の症状や原因、解消法からチェック法まで取り上げて解説していました。脳も使いすぎるとやっぱり疲れるみたいです。実際に脳過労かどうかは物忘れ外来などに行くと調べてくれるようです。
脳も使いすぎると疲れる 脳過労
物忘れ外来医師の奥村歩先生によると、物忘れが心配で病院へ行く患者さんは高齢の認知症の方ですが、最近では若い方が急増しているんだとか。
特に30代から50代の患者さんが増えてるとのこと。その原因は脳過労が非常に多いとのこと。
脳過労とは
脳過労とは体がつかれるのと同じように、脳がオーバーワークで疲れてしまっている状態。
スマホやパソコンなどが普及し必要以上に大量の情報が脳に流れ込むようになった結果、情報をうまく処理しきれず脳の働きが悪くなってしまう状態のこと。
脳過労の症状とは?
脳過労の症状には次のようなものがあるそうです。
- 頼まれたことや用事を忘れがちになる
- 同じ服ばかり着るようになりおしゃれしなくなる
- 以前に比べ人に合うのがおっくうになる。
脳過労を放置しておくとどうなる?
この脳過労を放置しておくとどうなるのか。奥村先生によると、脳過労がある人は無い人に比べて、将来認知症になる危険が一段と高くなるとのこと。
脳過労のチェック方法
奥村先生が独自に編み出したという身の回りにあるものでわかる脳過労チェック方法は次の通りです。
- 財布がパンパンになるくらい小銭が入っている。これは認知症になると計算がしにくくなるので小銭が自然と溜まってくるため。
- タマネギなど人の嫌がるニオイに鈍感になる。脳過労になってしまうと、嗅覚が衰えニオイがわからなくなるケースも有るとのこと。奥村先生によるとアルツハイマー型認知症のケースでもおなじように嗅覚が鈍くなるということでした。
脳過労の予防改善法
脳過労にならないためには、パソコンやスマホなどの人工的な情報ではなく普段から匂いを嗅いだり、きれいな景色をみてリラックスすると脳過労の解消につながるということでした。
思い出したことをメモ書き
番組名医の秋津壽男医師によると、物忘れを解消する方法おすすめの方法は思い出したことをメモ書きすることでした。
忘れたことを頑張って思い出し、それを必ず手を動かしてメモ書きするという方法でした。
メモは手で書いたら捨ててしまっても良いとのこと。重要なことは思い出したことを手書きで書くという行為にあるということでした。
えごま油・アマニ油を摂る
番組名医の南雲先生は、物忘れ予防の食べ物としてエゴマ油やアマニ油がおすすめだという。
いわゆるオメガ3脂肪酸ですね。脳の発達や老化防止に役立つと言われていて青魚やくるみに多く含まれている成分です。