人生は実力よりも勘違いさせる力で決まる? 錯覚資産が実力につながる理由

9月17日の初耳学では人生は運よりや実力よりも勘違いさせる力で決まっているということがテーマとして取り上げていました。この勘違いさせる力は錯覚資産といわれ、この勘違いさせる力が最終的に実力と結びつくという。何をやっても成果を出す人はこの錯覚資産をうまく利用しているということでした。。

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人生は勘違いさせる力(錯覚資産)で決まる

何をやっても成果が出る人と実力があるのに成果が出ない人の違いは勘違いさせる力がポイントになるということでした。

このことは『人生は、運よりも実力よりも勘違いさせる力で決まっている』という本に書かれているという。

今回の初耳学ではこの本を参考にしていました。

勘違いさせる力は錯覚資産

本に書かれている勘違いさせる力の正体は錯覚資産と呼ばれているそうです。

これは、ファッションモデルが使った商品が売れる理由と同じだということでした。

つまり、お客さんはモデルが使った商品を使うことでそのモデルの美しさに近づくことができると錯覚してしまうわけです。

モデルが使うことで、より商品が魅力的になりその商品の実力以上に価値があると思わせてしまうところに錯覚が生まれ、これが一種の資産になるということです。

また、周りから見てつまらない芸をする芸人がいたとして、もしお笑いの大御所の明石家さんまさんにいじられるようになったら、ある種の「おもしろい」というお墨付きを得たことになります。

そうすると、つまらないネタでも面白いっていう流れになってしまいます。

本当の実力は誰にもわからない

このように考えると、本当の実力なんていうのはいったい誰がわかるのかということに行き着くわけです。

この本では、錯覚資産のほうが大切だと述べているそうです。

錯覚資産が実力になる

次にあるサラリーマンのプレゼンの例をだします。このサラリーマンは一つのプレゼンで成功をします。

そしてこれが一つの実力の成果として認められたとします。「あいつは頼りになる」「あいつの計画は素晴らしい」と周りの人から評価を受けます。

そうすると、次にこのサラリーマンがプレゼンするときも周りの人は「間違いない」「信頼できる」というようなスタンスになっているわけです。この状態が先程プレゼンしたサラリーマンにとって錯覚資産です。

こうなってくると、周りはこのサラリーマンを受け入れる環境が整ったことになります。この人が言うなら間違いないというような信頼も生まれます。

このような状況になるとサラリーマンとってますます成果が出やすい環境になります。

このようなループ(繰り返し)が続くと実力と関係なく成果が出るようになります

最終的に、このような良い環境にいると実力もメキメキとついてきてます。

錯覚資産が実力となる瞬間です。

うまくいっている人の錯覚資産に注目する

「あいつは俺より実力が無いのになんでうまくいくんだ?」というようなことはどの業界でもあることです。

そんなときは、「それはおかしい」「不公平だ」と思うのではなく、視点を変えて「あいつが人にすごいと思われている錯覚資産はなんだろうか?」っていうふうに見ていくことが前向きな姿勢につながるのではないかということでした。

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