反復1週間減塩法のやり方と効果とは?1週間で味覚に変化

健康カプセル元気の時間では今年5月にできた日本初の減塩外来を訪ねて反復1週間減塩法のやり方について詳しく紹介していました。二人の高血圧に悩む方が反復1週間減塩法にチャレンジして実際にどのくらい減塩できて血圧改善するのか検証しました。また、味覚にも変化がでるのかについても調査しました。

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反復1週間減塩法と効果

高血圧に悩む二人の男性。まずは二人の塩分摂取量と血圧は次のようになっていました。下田さんの1日の塩分摂取量は11.4gで上の血圧は159。椎名さんの1日の塩分摂取量は5.3gで上の血圧は168でした。

この二人が反復1週間減塩法にチャレンジします。

反復1週間減塩法のやり方

そもそも、反復1週間減塩法とはどんな方法なのでしょうか。

まず塩、ソース、しょうゆ、みそなどの調味料は摂取しないようにします。

次に、漬物、梅干し、調味料がすでについているものなど塩分が高い食品も摂取してはいけません

お酢を調味料として使う

塩やソースなど塩分の多い調味料は使ってはいけませんが、一方で使い放題の調味料があります。

それはお酢です。先生によるとお酢は降圧調味料なのでOKとのこと。

お酢に含まれる酢酸には血管を拡張させ血圧を下げる作用があります

番組の減塩法の検証用に用意したお酢は次の5種類。多くの料理に合わせられるようにたくさん用意。

  • 穀物酢
  • 黒酢
  • ワインビネガー
  • バルサミコ酢
  • リンゴ酢

反復1週間減塩法の検証スタート

下田さんは、渡辺先生から指定された朝食を摂りました。それは人生60年で食べるものでした。指定された朝食はグラノーラでした。

もちろん椎名さんも朝食はグラノーラにしていました。

グラノーラにはナッツやフルーツが入っていて栄養が豊富です。1食50g、塩分0.2で塩分が低いのが特徴です。

朝食にグラノーラ

グラノーラは味付けなしの無調整豆乳で食べるのがおすすめとのこと。

渡辺先生によると一番減塩で効果的なのは朝食だという。というのも起床後は血圧を上げるホルモンが高くなるので、この時に減塩をすると血圧を下げるのに効果的になるということでした。

椎名さんは朝食をグラノーラに変えたことで普段の朝食から2.3g減塩することができました

お弁当にバルサミコ酢

下田さんの昼食はヒレカツ弁当(塩分は3.8g)でした。ここで登場したのがバルサミコ酢、ソースの変わりにバルサミコ酢をかけて食べました。漬物と調味料のついたチキンは残します。

酢納豆で減塩と血圧改善のダブル効果

椎名さんの昼食は納豆ご飯。しかし、納豆にしょうゆは使いません。

しょうゆのかわりに使うのは黒酢です。タレを使わないで食べるのでこれで塩分が0になります。

渡辺先生によると納豆も血圧を下げる食材。納豆の原料の大豆には血中コレステロールを下げる働きがあります。

肉の味付けにワイン

この日の椎名さんの夕食はお肉でした。もちろん市販の焼き肉のタレは使いません。

なんと味付けに使ったのはなんと赤ワインでした。

そして、食べる直前にバルサミコ酢で風味付けをしていました。

渡辺先生によると、ぶどうに含まれるポリフェノールは血管を拡張させる働きがあるので調理にワインを使うのはおすすめとのこと。

反復1週間減塩の効果

下田さんと椎名さんはその後も料理や食べ方を工夫し減塩生活を続けました。

1週間の減塩で驚きの結果が出ました。

下田さんの1日の塩分摂取量は減塩前は11.4gでしたがなんと今回計測したところ2.1gになっていました。9.3gの減塩に成功しました。

血圧も159だったのが156になっていました。血圧は個人差があるので減塩でがくんと下がる人もいれば、なかなか下がらない人もいるとのこと。

椎名さんは減塩前の1日の塩分摂取量は5.3g、減塩後は2.4gになりました。

血圧は168だったのが、136と大幅に血圧が改善しました。塩分を半分以下にしたことで血圧がなんと32もダウン。

味覚の変化

減塩で味覚に変化は起こったのでしょうか。椎名さんには減塩前と同じジャージャー麺を食べてもらいました。

なんとしょっぱすぎると苦笑いしていました。

下田さんには、いつもの大好きなカツカレーを食べてもらいました。すると、ソースを掛けすぎでかなりしょっぱさを感じている様子でした。

このように味覚の感度も良くなっていました。

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