チコちゃんに叱られる 高いところに行くと体がムズムズする理由

10月5日のチコちゃんに叱られるでは、高いところに行くと体がムズムズする理由を紹介していました。高いところに行く、あるいは高いところに登っている人の動画を見ていても同じようなことが一瞬起こったりしますがどうしてなのでしょうか。

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高いところに行くと体がムズムズする理由

まずは東京タワーの展望台にある150mのメインデッキ。ガラスでスケスケの床を覗き込むお客さんもお尻がムズムズすると答えていました。

続いてやってきたのは高さ296mの横浜ランドマークタワーの屋上のヘリポート。

絶景ですが、スタッフの1人はやはり体がムズムズしていたそうです。

続いてやってきたのは日本一怖いというバンジージャンプができる高さ100m、茨城にある竜神大吊橋。飛ぶ直前の感覚を知るためにスタッフみずから飛ぶことに。

ビルにするとおよそ30階。そこからダイブする
。もちろんスタッフの体はムズムズしていました。

なぜムズムズするのか

体がムズムズする理由は、トイレに行く波とトイレに行かない波が同時にくるからでした。

詳しく教えてくれたのは九州大学大学院講師の吉原一文先生。

吉原先生によると、高所に対する恐怖に反応して、体が無意識的にコントロールしているところが互いにせめぎあうことでムズムズが起きるという。

つまり高いところに行くと、脳内で危険なので逃げろという司令が出されます。すると筋肉に力を集中させます。

この時、体はトイレに行くなどの活動を抑えようとします。なので肛門括約筋が締まります

さらに、高いところにいると、脳ではもう一つの司令が出されます。それは危険なので動くなという司令です。

高いところにいるときは動かないでじっとしているほうが生存する可能性が高くなるのでこのようなすくみ反応も出てしまうとのこと。

この動くなと言う指令は力が抜けるように作用します

なので肛門括約筋が開きトイレに行きたくなるのです。

動くなという司令と逃げろという司令が同時に出されるので体がムズムズするわけです。

高いところで作業する人の反応

では普段から高い場所で作業している人はいつも体がムズムズしているのでしょうか。

いつも高所で作業している人は体のムズムズ感は無いとのこと。

その理由は、高いところに慣れることで、動くなという司令が弱まり、トイレに行きたいという反応が弱まるためだという。
普通の人はこのような反応は無いとのこと。

まとめ

高いところに行くと、動くなという脳内の司令で筋肉がゆるみトイレに行きたい反応と逃げろという脳内の司令で筋肉が締まりトイレに行かないという反応がせめぎあうことで体がムズムズしていたのでした。

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