初耳学では、世界中の管理職は実は無能だらけだというのがテーマとして取り上げていました。また、ピーターの法則というのがあり、そこには管理職はすなわち無能な人の集まりだと皮肉っていました。ちなみに、これはもともと優秀だた人が管理職になることで無能になってしまったというケースです。
ピーターの法則 有能な人が無能な管理職になる
そもそも無能な人ではなく、優秀だったが無能な管理職になってしまうという、もう一つ無能が世の中にあるそうです。
実際にこの分野での研究もあり、導き出された法則がピーターの法則と呼ばれているとのこと。
セールスマンが偉くなり管理職についたら無能になった
林先生はピーターの法則を説明するため階段の絵を板書に書きました。階段一段は一つひとつ出世していくということを意味します。
例えばここにセールスマンとして頑張っている人がいたとします。そして売上実績も好調ということでそのセールスマンは、主任というポジションに出世しました。
しかし、主任として要求されるセールスマンを管理する能力とセールスマンに要求される売上を上げる能力は実際問題違います。
仮に、このセールスマンだった人は主任としても成功して地区長というもうワンランク上の役職についた場合はもっと広い範囲を管理しなければなりません。
今回の地区長まで出世したセールスマンは、この地区長という役職での仕事でお手上げ状態になってしまいます。
その結果もうこれ以上出世することはできませんでした。
このようなセールスマンと同じ状況が世の中にはたくさんあるとのこと。
役職についている人はその役職における能力が無い
さきほどのセールスマンの例では最終的に地区長という役職についているわけですが、このポジションで要求される能力が無いため、結局それ以上、上の役職につけないわけです。
つまり、ある役職についている人はその役職に要求される能力がそもそも無い人という意味にもなるわけです。
会社の上司は無能ばかり
実は、このようなことはすべてのポジション(役職)にあてはまるのではないかと考えると、世の中の管理職というものは、そこから上に行くことができない、そこで能力が無いことを露呈した人の集まりだとも言えそうです。これがピーターの法則にかかれていたことだったそうです。