2025年9月20日放送の「所さんの目がテン!」では、兵庫県三木市を舞台に1500年の歴史を誇る鍛冶の町を特集。世界中から注目を集めるカンナやノコギリの匠の技に所さんも驚きを隠せませんでした。
鍛冶の町!兵庫県三木市!海外からも注文続々精巧なかんなづくり!匠の技に所さん感動!
1500年の歴史を持つ「日本最古の鍛冶の町」兵庫県三木市
兵庫県三木市は古くから「鍛冶の町」として栄え、日本最古とも言われる鍛冶の歴史を誇ります。プロの大工はもちろん、海外の職人や愛好家からも注目されており、その技術力は世界的に評価されています。伝統を受け継ぎながらも進化を続ける町全体の姿が紹介されました。
80年続くカンナ鍛冶職人の驚きの技術
三木市には、代々受け継がれてきたカンナ作りの工房があり、80年以上の歴史を持つ職人が登場。刃先の調整から木の質感を活かす仕上げまで、経験と勘に裏打ちされた技術に所さんも感動。まさに日本のものづくりの原点を感じられる瞬間でした。ちなみに創業昭和22年の鉋鍛冶工房 常三郎さんが取り上げられていました。
40以上の工程を経て生まれる究極のカンナ
番組では、カンナが完成するまでの工程にも密着。なんと40以上もの工程を経て仕上げられるとのこと。一つ一つの工程が緻密で、長年培った技術と手間が凝縮されており、その精度と美しさは世界でも類を見ないものと紹介されました。
一流包丁職人が作る“ロリータ包丁”とは?
ユニークなアイデアとして紹介されたのが「ロリータ包丁」。華やかな装飾が施され、まるでアート作品のような一本です。実用性だけでなく、見た目でも楽しませてくれる進化系の包丁に、所さんも驚きの表情を見せていました。名称とは裏腹に職人が作っているものでお値段も10万円を超えるものもあるとか。海外からも注目されているとのこと。
100年続く工房で生まれるノコギリの秘密
さらに紹介されたのは、100年以上の歴史を誇る鋸鍛冶工房カネジュン。繊細な歯の仕上げにより、木材をスムーズに切ることができる無駄のない構造が特徴。長時間の使用でも疲れにくい工夫が施されており、まさに職人の知恵と経験が詰まった逸品です。
厚さが0.1ミリが切れ味を変えるとのこと。これによって余分な力をかけずに削ることができておがくずも少ないのが特徴です。
所さんが体験!職人ノコギリで驚きの試し切り
番組の最後には、所さん自身がノコギリの試し切りを体験。驚くほど滑らかに切れる切れ味に感動し、「力を入れなくてもスッと切れる!」と絶賛。長い伝統と職人の技が生み出す三木市の金物文化の奥深さを実感していました。