今回の「うまいッ!」では、食材ハンターこと當間ローズさんが愛知県にある水産試験場を訪れ、“世界初の技術”で育てられた特別なうなぎの秘密を徹底調査。うわさでは、これまでの養殖うなぎとは一線を画す味わいだとか。その理由を探るべく、當間さんが自ら取材に挑みます。
「うまいッ!」で紹介!愛知県で生まれた“世界初のうなぎ”食材ハンター・當間ローズさんが噂の現場へ。
従来の養殖とは一線を画す最新技術
このうなぎは、愛知県が6年かけて開発した革新的な養殖技術によって育てられています。身のやわらかさや脂ののりが格別で、その味わいは専門家も驚くほど。これまでの養殖方法とは何が違うのか?番組はその“世界初”のポイントに迫ります。
6年かけて開発された愛知県水産試験場の技術
愛知県水産試験場では、うなぎの生育環境と栄養にこだわり、6年もの歳月をかけて独自の養殖法を開発。その結果、これまでにない肉質と脂のバランスを持つうなぎの育成に成功しました。
エサに混ぜる“白い粉”のうなぎをメスに育てる?
うなぎの性別を決定づける鍵のひとつが、エサに混ぜられる“白い粉”。この正体は、大豆イソフラボンでした。これを食べさせることでうなぎがメスになるとのこと。
うなぎの身を守る“こだわりの水”とは?
さらに注目すべきは“水”。試験場では、ストレスを最小限に抑えるため、特殊なろ過システムと水温管理で常にうなぎにとって最適な水環境を維持。これにより、身がやわらかく、上質な脂がのったうなぎが育ちます。
川の自然の水を流しているので、水は濁っています。これがより自然に近い状態でうなぎを育てるコツとのこと。濁っている理由は川の水に含まれている植物プランクトンや土が原因です。
またこの濁りはうなぎの日焼けを予防する効果もあるそうです。
うなぎの選別
最後はうなぎの選別作業。最盛期では1日なんと10トンものうなぎを1日で選別するとのこと。50g単位で仕分けていきます。このワザを身につけるには5年かかるとも言われています。
うなぎの未来が変わる!?世界に誇る愛知の挑戦
味だけじゃない!サステナブルな養殖にも注目
この技術は味の追求だけでなく、環境負荷を減らすことにも貢献。資源を守りながら美味しい食材を生み出す“持続可能な養殖”として、今後ますます注目を集めそうです。
今後の展開にも期待大!
愛知県のうなぎ養殖は、新たな時代に突入。国内のみならず、世界中の食通をうならせる存在になるかもしれません。今後の動きにも目が離せません!