室内で手軽に育てられ、栄養価も高いスプラウトは、猛暑でも安心の家庭菜園アイテム。2025年8月放送の【やさいの時間】では、カイワレダイコンやブロッコリー、紫キャベツ、マスタード、ルッコラなど多彩な種類を紹介。育て方の基本や衛生管理、高温対策のコツまで解説し、エアコンを活用した「クール菜園」でおいしく安全に育てるポイントが分かります。
室内でクール菜園！栄養豊富なスプラウトの魅力と育て方
8月のテーマは「室内でクール菜園！」。手軽に栽培でき栄養価の高いスプラウトを特集します。暑さ対策とあわせて、家庭内で無理なく続けられる方法を紹介。限られたスペースでも始めやすく、食卓に彩りと健康をプラスできるのが魅力です。
カイワレやブロッコリーだけじゃない！多彩なスプラウトの種類
定番のカイワレダイコン、ブロッコリーに加え、彩り豊かな紫キャベツ、ピリ辛のマスタード、香り高いルッコラなど種類は多彩。風味や見た目で選べ、サラダや丼、サンドイッチのトッピングに最適。短期間で収穫でき、ローテーション栽培もしやすいのが利点です。
紫キャベツ・マスタード・ルッコラの個性を楽しむ
紫キャベツは鮮やかな色で料理映え、マスタードは心地よい辛味がアクセント、ルッコラはナッツのような香りが特徴。少量でも風味が強く、塩・オイルだけでも満足感のある一皿に。組み合わせてミックス栽培すれば、味と彩りの幅が広がります。
スプラウト栽培の基本と衛生管理のポイント
清潔な容器で水耕栽培が基本。種は信頼できるルートで入手し、スタート時に容器と手指をしっかり洗浄します。直射日光は避け、発芽初期は暗所、仕上げに光を当てて緑化。カビやぬめりは早期除去し、異臭がしたら無理せず廃棄が安全です。
容器を準備します
コーヒーカップやプラスチック容器などを用意します。そこが平らのものを用意します。
発芽しやすくする
スプラウトの種を触る前にアルコール消毒して手をキレイにします。そしてスプラウトの種を水に一晩つけます。
水を切る
茶こしを使って種の水を切ります。
発泡練石を敷く
用意した容器に発泡練石を敷きます。底が見えなくなるほど均等に敷きます。
種まき
スプレーで発泡練石を霧吹きで湿らせたら、重ならないように種を全体に広げます水やりはほどほどにします。
遮光する
アルミホイルで容器を包んで光を遮光します。透明のようきだったら全体を包みます。3日から5日間遮光します。みずやりは朝晩2回。霧吹きで湿る程度水やりします。
温度管理
栽培適温は15度から25度。30度以上ある部屋では栽培しないようにします。
光に当てる
胚軸が4,5センチに伸びてきたら2日ほど光に当てます。
収穫
葉が緑色になってきたら収穫のときです。
暑さに負けない！高温対策と水交換のコツ
夏場は腐敗しやすいため、エアコンの効いた室内で管理し、目安として朝夕2回の水交換を徹底。水は冷たすぎず常温に近いものを使用し、風通しを確保します。容器は水切れ良く保ち、根が常に新鮮な水に触れる状態を維持するのが成功の近道です。
