その差って何ですかでは梅にまつわる健康効果について取り上げていました。なんでも梅の便秘解消効果をアップさせるレシピ梅酒ヨーグルトの作り方や老化防止にははちみつ漬けの梅がいい理由、梅干しは午後8時以降に食べると良い理由や脂肪燃焼効果や血管サラサラ効果をアップさせるには梅干しを加熱して食べると良いなど梅にまつわる健康ネタを紹介していました。詳しく解説してくれたのはお茶の水健康長寿クリニック院長の白澤卓二先生でした。
便秘解消効果の梅酒ヨーグルトの作り方
梅干しにはクエン酸が含まれています。このクエン酸は腸内の悪玉菌の増殖を抑えてくれる働きがあるそうです。
この梅干しと一緒に食べると便秘解消に役立つ食材がヨーグルトです。ヨーグルトにはラクトースが含まれていて、これが腸内の善玉菌を増やしてくれます。
これらを一緒に摂ると善玉菌が活性化して便秘を解消してくれるというわけです。
白澤先生が教えてくれたのは梅酒ヨーグルトでした。作り方はとても簡単です。
梅酒ヨーグルトの作り方は梅酒1に対してヨーグルト2の割合で混ぜたら完成です。
はちみつ漬けの梅に老化防止効果
梅干しというと塩でつけたもとはちみつ漬けの梅がありますが、はちみつ漬けの梅には老化防止効果が期待できるそうです。
梅に含まれている梅リグナンには抗酸化作用があり老化防止効果があるそうですが、これが含まれている含有量がはちみつ漬けの梅のほうが普通の塩漬けの梅よりも3割多いということでした。
はちみつ漬けの梅に梅リグナンが多い理由はその作る工程にありました。
まず、塩漬けの梅干しを塩抜きをします。そして、この塩があったスペースに種の中にあった梅リグナンが入って隙間を埋めてくれます。
これによって梅リグナンが多くなるということです。
梅は夜8時以降に食べるとカルシウム吸収率アップ
梅は骨粗しょう症予防にもなる食べ物と言われていますが、それは梅干しにはマグネシウムが含まれているためです。
マグネシウムはカルシウムの吸収を促進してくれるので骨粗しょう症予防にはとてもたいせつな成分です。
梅干しを食べる時間帯
先生によると実は梅干しを食べる時間帯によってはカルシウムの吸収率に差が出るという。
一番いい時間帯は午後8時以降がベストとのこと。カルシウムの吸収率は実は夜にアップするということが分かっています。
夜の8時から午前0時にかけてぐっと吸収率が上がります。なので夜がおすすめとのこと。
梅干しを加熱して食べると血液サラサラ効果アップ
梅干しはそのまま食べる方法と、イワシの梅煮など梅を加熱して食べる方法があります。
血液サラサラ効果を期待するならば梅干しは加熱して食べたほうがムメフラールという成分が分泌されるので良いとのこと。
さらに梅干しは加熱することでバニリンという成分も分泌されるので脂肪燃焼効果もアップするとのこと。
詳しい梅干しを加熱して食べるレシピはこちらでまとめました。
