今でしょ講座では筋肉を作る食材としてカニカマを取り上げていました。なんでもカニカマは特に高齢者にとって筋肉を作るのに最強食材だということでした。それも、運動後30分以内に食べると効果的だという。その詳しい理由は筋肉と健康長寿について研究している谷本道哉先生が詳しく教えてくれました。
カニカマが筋肉づくりに最適な食材の理由
カニカマは筋肉を作るのには最強の食材だという。特に高齢者にとっては良いとのこと。カニじゃないからこそパワーを発揮するという
カニカマはタンパク質の塊
カニカマと筋肉に関する実験が行われたそうです。それによると、運動量は普段と同じ65歳以上の女性19人が3ヶ月間カニカマの原材料のスープを毎日摂取しました。
その結果、
19人のうち15人の筋肉量がアップ
したそうです。
カニカマが筋肉に最適な食材だという理由は、魚肉と卵白が含まれているからでした。
カニカマをすすめる理由
別に肉や卵を普通に摂取すればよいのではないかと思います。
でもカニカマをすすめる理由があります。それは、どこでもすぐに食べられること。調理する必要がありません。
筋肉づくりには運動後30分以内にタンパク質を摂ると効果的
筋肉をつけるためにはもちろん運動も必要です。筋肉をつけるためには運動後30分以内にタンパク質を摂ると効果的と考えられています。
筋トレなどを行うと、運動後1,2時間は筋肉を作る反応が進みます。
この時間に合わせて、消化時間を考えると運動後30分以内にタンパク質を摂ると効果が出るということです。
カニカマが高齢者におすすめな理由
タンパク質をしっかり摂ることは筋肉づくりには重要です。肉をたべると効果はありますが、高齢になてくると胃もたれして食べにくいということが起こります。
練って作られたものは消化率の面で優れていると言われています。
消化率を見ると牛肉で13.7%、卵で11.3%となっています。
一方練り物(はんぺん)は28.4%となっていて肉や卵に比べて非常に消化率が高くなっています。
ですので、胃もたれせずにすっと食べられるカニカマを食べることは高齢者にとって消化率の面でメリットがあるわけです。
カニカマを1日に食べる量
1日にいったい何本食べたら良いのか。その目安は大きサイズだと1本で小さいサイズは5,6本となっています。