あさイチでは美味しさと減塩を両方実現するコツを紹介していました。その中で減塩効果のあるカツオだしを使った塩分濃度0.5%のキャベツとチキンスープのレシピを紹介していました。このレシピを教えてくれたのは1年365日スープを作り続けているというスープ作家の有賀薫さんでした。
減塩キャベツとチキンのスープ
それではかつおだしの減塩効果のテクニックをキャベツとチキンのスープの作り方を見てみましょう。
材料(二人分)
- 削り節:1袋
- 塩:2g
- 湯:300ml
- キャベツ:100g
- サラダチキン:適量
作り方
- ダシはポットに削り節、塩を入れてお湯を注いで作ります。
- キャベツは千切りにして電子レンジで3分加熱してしんなりさせます。
- お椀にキャベツを入れて、コンビニなどで売っているサラダチキンをちぎってのせて、ポットで作ったダシを注げば塩分濃度0.5%のスープの完成です。
だしを加えると塩分を強く感じる理由
だしを加えると塩味を強く感じるようになるのはなぜなのでしょうか、番組では同志社女子大学でだしの研究を行っている真部真理子教授のもとを訪れました。
真部教授によると、かつおだしにはヒスチジンと呼ばれるアミノ酸が非常に豊富に含まれていて、このアミノ酸に塩味を強める効果があるという。
まとめ
塩分のとりすぎにならないようにするためにはかつおだしをうまく使うことが大切なんですね。
ちなみに、昆布のだしでは塩味を強く感じるかどうかはまだわかっていないそうです。この減塩効果はあくまでもかつおだしだけのお話でした。