美と若さの新常識では美肌菌を増やす方法を紹介していました。なんでもこの美肌菌の効果は肌の水分量を保ってくれるところです。番組ではこの美肌菌を増やすホエーパックのやり方と美肌菌生活について紹介していました。また美肌菌を増やすオーダーメードの化粧品なども取り上げていました。
美肌菌を増やす方法と美肌菌が生息している場所
みずみずしい素肌は水分量が43%以上でそれを下回ってしまうと乾燥肌になります。
番組では22人の女性の顔の水分量を調査したところ平均39%で平均の43%を下回っていました。
水分量と美肌菌
じつはこの顔の表面には5種類から7種類の細菌が住み着いています。
その中で美肌効果をもっているのがこの美肌菌。正確な名前は表皮ブドウ球菌といいますがこれが顔に生息しています。
皮膚科医の出来尾格先生によると、美肌菌はグリセリンという物質をたくさん分泌することで肌を守って水分を保っているという。
どこに美肌菌は生息している場所と数
美肌菌が生息しているのは皮膚の一番外側にある角質層付近に潜んでいて、その表面にも内側の隙間にも潜んでいます。
つまり肌の表面だけでなく化粧品が届きにくい内側にもグリセリンを届けてくれるわけです。
次にどのくらいの数の美肌菌が生息しているか。
それは、およそ1平方センチメートルあたらい数百から数千個になると言われています。
美肌菌が多かったIKKOさん
番組であ美肌菌をたくさんもっている人はだれかを調査。その結果、最高記録はIKKOさんでした。
IKKOさんの肌のサンプルを取って美肌菌を調べた結果なんと36000個もいました。
このように、美肌菌は多いほど肌が潤うと言われています。
美肌菌の効果
美肌菌のこうかについてまとめてみると次のようなメリットがあります。
- グリセリンを出す:肌が直接潤う
- 抗菌ペプチドを出す:悪玉菌をやっつけてくれる。
- 悪玉菌の栄養素を取って悪玉菌を寄り付かないようにしてくれる。
ほかにもいくつか効果があるとのこと。
ホエーパックで美肌菌を増やす方法と育菌生活
美肌菌を増やすことは可能なのでしょうか。これにチャレンジしたのが元AKBの野呂佳代さん34歳でした。
野呂さんは2週間ホエーパックをしてどのくらい美肌菌が増えるのか検証します。
ちなみに、野呂佳代さんの美肌菌の数は2万個でした。
野呂佳代さんが実践した育菌生活
野呂さんが実践した美肌菌を増やす育菌生活はホエーパックをするだけではありません。つぐのルールも守ります。
- 朝の洗顔は美肌菌が流されてしまうので洗顔料は禁止。夜の洗顔は泡洗顔をつかって汚れを落とします。
- 就寝前にかるいストレッチや腹筋などの軽い運動してかるく汗をながします。これが美肌菌が夜に食べる餌になる。
- ホエーパック:これについては後で詳しく説明します。
これらのことを2週間実践した結果、野呂さんの美肌菌は8000個増えていました。
ホエーパックのやり方
出来尾先生が究極の秘策として教えてくれたのがヨーグルトのホエー液を使ったホエーパックでした。
容器のサイズが大きいヨーグルトを購入してきて、その表面についている透明の液(ヨーグルトホエー液)を採取します。
これにドライタイプのパックを浸すとヨーグルトのホエーパックの完成です。
。
ホエー液には乳酸菌がつくったものがたくさん含まれていて、これが美肌菌を増やすとのこと。
それを顔につけて顔をパックします。1日5分から10分週に2回ほど行います。
美肌菌を増やす化粧品
長崎国際大学との共同研究で美肌菌を増やす化粧品を作っている会社もあるそうです。
それは、本人の美肌菌採取して培養してフリーズドライにしたもの。
完全にオーダーメードの化粧品になっています。というのは他人の菌から美肌菌を作るのは難しいのでこのような形態になっているとのこと。
そのため費用は高額で半年で36万円の費用がかかるそうです。